おなかナビ-Apple ResearchKitアプリ-

東北大発のiPhoneアプリ「おなかナビ」を開発

‐世界初!スマートフォンを用いた過敏性腸症候群の調査研究‐

(研究期間終了につき、2022年夏でDL終了となりました)

おなかハッカー管理人を中心に、Apple ResearchKitを用いた過敏性腸症候群の調査研究アプリケーションを開発して、2018年1月にリリースしました。リリース後1月経たないうちに1万DLを優に超えています。

今後頂いたデータを解析して、過敏性腸症候群の病態解明や治療に還元を目指しています。

おなかナビ → Apple Storeはこちら

【おなかナビ開発概要(東北大学プレスリリース)】

過敏性腸症候群は、ストレス等によって腸の運動が異常となり、腹痛や下痢・便秘を伴う症状が続く疾患です。症状の度合いによっては生活の質(QOL)を著しく損なう場合があります。東北大学大学院医学系研究科行動医学分野の福土 審 教授、田中 由佳里 助教らのグループは、同情報科学研究科生命情報システム科学分野木下 賢吾 教授(兼東北メディカル・メガバンク機構)、加賀谷 祐輝 大学院生らと共同で、腹痛時の自律神経活動を測定できるiPhoneアプリケーション(アプリ)を開発し、このアプリを用いた過敏性腸症候群の神経活動調査を開始します。
本研究は、医学系研究科の研究者と情報科学研究科の大学院生との異分野連携の成果で、日常生活中での腹痛症状メカニズムを明らかにすることを目指した初めての研究です。日本全国どこにいても正しい基準に基づいた過敏性腸症候群の可能性がチェックでき、病態解明のための研究に参加できます。
本アプリケーションは、2018年1月26日にリリースされました。本研究は、文部科学省科学研究費補助金、およびアステラス病態代謝研究会研究助成金の支援を受けて行われています。

ポイント

  • 本学医学系研究科と情報科学研究科の異分野連携において、医学研究用iPhoneアプリを共同開発した(東北大学初のApple ResearchKitアプリ)。
  • iPhoneアプリ「おなかナビ」は、過敏性腸症候群の日常生活中、腹痛時の自律神経活動を測定。
  • 参加者自身で症状の可能性を調べることができ、記録を主治医に見せることで医療連携を円滑にできる。

おなかナビ:東北大学プレスリリース

おなかナビ:Apple App Store(DLは終了しました)

おなかナビ:紹介WEBサイト

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